スキマノミカタ

エンタメ・豆知識・季節の話題を中心とした、知識のスキマを埋める為のwebマガジンです。

季節

インフルエンザの予防接種時期はいつがベスト?子供は2回接種すべき?

2016/11/28

毎年、進化をしながら私たちの健康を脅かすインフルエンザウィルス。しかし、医療の進歩により予防も可能となってきました。今回はインフルエンザの予防について解説します。

スポンサーリンク

インフルエンザの流行はいつ?

インフルエンザは毎年冬に流行することから「季節性インフルエンザ」とも呼ばれています。インフルエンザウィルスのA型とB型の事ですね。これらのウィルスは寒くて乾燥した空気が大好きなので冬に流行します。例年、12月~2月がピークで地域によっては5月頃まで患者がいます。

インフルエンザ予防法は?

手洗い・うがい・マスクで予防できない

「インフルエンザの予防に手洗いとうがいは基本中の基本です」という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。結論を言いますと、これは完全に間違いです。

手洗いは手に付着した汚れや細菌を落とすのには効果があります。うがいは口の中、口腔の細菌に対しては少なからず効果があります。しかし、インフルエンザはウィルスであり、細菌よりももっともっと小さいですし、何より鼻腔(喉や鼻の粘膜)にウィルスが付着する事で感染します。

また、インフルエンザの感染経路は主に飛沫感染と飛沫核感染(空気感染)です。飛沫感染は咳やくしゃみなどの水分を含んだ微粒子が体内に入ることによる感染、飛沫核感染(空気感染)はその水分が蒸発し、ウィルス自体が空気中に浮遊しているものが体内に入り込む感染の事を指します。どちらも超微粒子なので市販のマスクでは完全にスルーして体内に入り込みます。医療用マスクでも完全に防ぐ事は難しいのです。

ちなみにインフルエンザなどのウィルスは約40℃で死滅します。感染すると40℃近くまで発熱する理由は体の防御反応なのです。ヒト細胞の死滅温度は42℃なので感染した体内ではギリギリの戦いを繰り広げているワケですね。

予防薬としてのタミフルとリレンザ

インフルエンザA型とB型に感染したときに処方される薬として、タミフルとリレンザがとても有名ですね。これらの薬はノイラミニダーゼ阻害薬と呼ばれ、インフルエンザウィルスの増殖を抑えるはたらきがあります。決して死滅させる訳ではありませんが、感染前に服用すれば、もし仮にウィルスに感染したとしても、高熱や咳、倦怠感、関節痛などのインフルエンザの症状を抑制できますので予防薬としても効果はあります。

やっぱり予防接種がベスト

インフルエンザの予防接種の目的は、簡単に言うと『一度軽いインフルエンザに感染し、体内で抗体を作る事』です。体内に抗体ができれば、例えインフルエンザウィルスが体に侵入してきても体の免疫で症状がでない、又は抑える事が可能になります。ですのでタミフルやリレンザを予防薬として服用するよりもやはり予防接種がベストな対策だと言えますね。

部屋の湿度管理が効果的

インフルエンザの感染予防で効果的な事はインフルエンザウィルスの苦手な環境を作る事です。インフルエンザウィルスは寒くて乾燥した空気が大好きですから、加湿器で部屋の湿度を上げればかなり有効な対策となります。

予防接種の最適な時期は?

すぐには効かない予防接種

インフルエンザの予防接種は毎年10月中旬頃から開始されています。と、言うのも、予防接種をうけたからと言ってすぐに抗体ができるわけではないからです。一般的にインフルエンザウィルスの抗体ができるまでに2~4週間かかります。インフルエンザのピークは12月〜2月なので、可能な限り早めに予防接種をうけたいものです。特に受験を控えている学生さんや、絶対に休めない仕事がある人は10月中に予防接種を受けておきましょう!

インフルエンザ予防接種は2回すべきなのか?

大人はこれまですでにインフルエンザにかかっている人も多いので、1度予防接種すれば64%、2度予防接種すれば94%の予防効果があるとされています。

一方、子供はインフルエンザへの免疫力が弱い場合が多く、1度の予防接種で大人の64%の予防効果を得ることはできないのです。(ここでの子供は12歳以下)

また、高齢者も様々な免疫力が低下していますので、インフルエンザに感染し、死に至る事や、合併症を併発して容態が悪くなってしまう事も多々あります。

これらの事より、子供や高齢者は予防接種は2度すべきですし、受験生や絶対に休めない状況の方も2回接種した方が、より安心と言えます。

1回目と2回目の予防接種の間隔は2〜4週間です。1回目の予防接種を11月下旬にしたら2回目はインフルエンザのピーク時に受ける事になるのであまりよろしくありませんね。2回予定で接種するなら1回目は10月中には受けておきたいです。

予防接種で発熱することも

インフルエンザ予防接種をすると、一度軽くインフルエンザにかかるようなものなので、約10%の方に発熱、頭痛、悪寒、倦怠感などが症状として現れる場合があります。通常、2〜3日で治まるので予防接種を受けた人は数日間はあまり激しい運動などは控えた方が良いでしょう。

スポンサーリンク

まとめ

  • インフルエンザのピークは12〜2月
  • 対策としてタミフルやリレンザもあるが、予防接種がベスト
  • 予防接種の時期はできるだけ早めが良い。10月中旬から接種可能
  • 子供と高齢者は2回の予防接種でしっかりと対策すべき

インフルエンザは必ず流行するものですし、死滅するものとは現在では考えられません。感染して病院通いするよりもワクチンで抗体を作って対策をした方が金銭的にも抑えられる・・・可能性もあります。早めに近くのお医者さんに予防注射をしてもらいましょう。

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね ! してね♪

-季節