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東京オリンピックの新エンブレムは野老朝雄(ところあさお)氏の「組市松紋」で決まりましたが、以前より「出来レース」との噂が流れていました。その理由として、
- A案の「組市松紋」だけが藍色一色のモノトーンで残りの3案はカラフルなカラー構成。
- A案の「組市松紋」だけが左右対称で残りの3案は左右非対称。
- A案の「組市松紋」だけが抽象的なデザインで残りの3案は輪・風神雷神・アサガオと、具象的なデザイン。
1対3というデザインの偏りはA案を気に入らない人は残りの3案に分散して投票されるので結果的にA案を利する可能性が高かったのです。結果、エンブレム委員会の投票結果はA案=13票、B案=1票、C案=2票、D案=5票となり、A案に決定しました。この最終4案のデザインの偏りがA案ありきの出来レースといわれる報じられることになったのです。
この偏った最終案以上に偏っていたのが審査委員の人選でした。
作者も審査委員も武蔵野美大関係者ばかり
審査委員
榎本了壱氏は武蔵美卒
勝井三雄氏は武蔵美の名誉教授
中西元男氏は武蔵美の特別講師
柏木博氏は現役の武蔵美の教授
作者
そして、野老朝雄氏はエンブレムの応募時に武蔵美の非常勤講師でした。
この事実を見れば誰が見ても「身内で固めた出来レース」だと感じると思います。なぜこれほどまでに審査委員に武蔵野美大の関係者が固まったのでしょうね?前回の不祥事もあるので、公平に審査をするなら必ず気を付けるべきポイントです。
エンブレム委は「選考の際は応募者の名前を伏せていた」(宮田亮平委員長)と言っていましたが、デザインに精通した人なら作風を一目見れば誰の作品かわかるはずです。更に、野老朝雄氏のデザインは武蔵美の公式サイトでも紹介されていました。
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宮田委員長は会見で「『A案ありき』の報道には憤りを感じた」と世論に対して反論していましたが、審査の過程を見れば透明性、公平性に欠けていたと感じます。そして事前にバレていた新エンブレムの決定。。。
今回も何か怪しい匂いがするのはボクだけだはないでしょうね。
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