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ぼんじゅーる♪コーヒーが大好きで毎日何杯も飲んでいるrenoです!多い日には7~8杯飲む事もあります。一日に何度もある打ち合わせの度に飲んだり、休憩で飲んだりしているとついつい飲み過ぎてしまうんですよね。。。結果、気持ち悪くなったり吐き気や頭痛に襲われることも。こんなボクのようなタイプの人って多いと思うんですが、飲み過ぎによる体への悪影響はどんなものがあるのか、あまり知らない人もいるのではないでしょうか?かくいうボクも調べてみてビックリしましたから。というわけで、今回はコーヒーの飲み過ぎが体にどんな影響を及ぼすのか、また、吐き気や頭痛に見舞われたときの対処法と一日に飲むコーヒーの適量について、ご紹介していきたいと思います。
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コーヒーの飲み過ぎが原因となる症状

0102oxy / Pixabay
コーヒーを飲むと眠気が覚めて気分転換できるし、がん予防に効果があるという報告も見受けられるようにメリットもたくさんあるのですが飲み過ぎると様々なリスクを伴います。ひとつずつみていきましょう。
胃酸分泌過剰による胃痛・吐き気
カフェインには胃酸の分泌を促進させる作用があります。空腹時にコーヒーを飲むと気持ち悪くなるのは胃酸過多によるものです。あるいは胃酸が過剰に分泌され、胃の粘膜が炎症を起こす場合もあります。これが胃痛の原因となっているのです。
※クロロゲン酸とは、一言で言うとポリフェノールの一種で、別名「コーヒーポリフェノール」というあだ名があり、ダイエット効果、アンチエイジング効果、糖尿病の予防効果があると言われているので注目を集めています。

カルシウムを尿と一緒に排出
コーヒーに利尿作用があるのは有名ですよね。利尿作用が働いて体の老廃物を排出するというのは体にとっても良いことなのですが、カフェインは体内のカルシウムを尿と一緒に排出するという性質を持っています。摂り過ぎると骨の成長に必要なカルシウムまで排出されてしまうのです。
特に年配の女性の場合、骨粗鬆症になりやすいのでコーヒーの飲み過ぎは注意すべきということです。

ミネラル(鉄分や亜鉛)の吸収阻害で貧血に
コーヒーには「タンニン」が含まれています。このタンニンもクロロゲン酸と同じくポリフェノールの一種で抗酸化作用のメリットがあります。が、タンニン、カフェイン共に鉄分の吸収を妨げるという性質も持っています。
飲み過ぎると、体に必要なミネラルを吸収できず、貧血になってしまう恐れがあるのです。普段から貧血気味の人は注意しましょう。
肌荒れやニキビ
上記の内容と重複しますが、コーヒーの利尿作用が過剰に働くと体温が低下し、血行が悪くなります。血行が悪くなるという事は新陳代謝が低下し腸内環境も悪くなりますので、肌荒れやニキビができやすい体質になってしまうのです。
更に、体内のミネラルやビタミンも尿として排出しますので肌をきれいに保つための栄養素までなくなってしまうという訳です。
適量のカフェインは脂肪の燃焼を助ける働きもあるのですが、飲み過ぎは女性にとって大敵ということですね。
睡眠の質の低下や不眠
カフェインを摂取すると交感神経を刺激し、脳が活性化し興奮状態になります。眠気覚ましにはピッタリですよね。しかし、その効果はコーヒー1杯飲むとその状態が4時間前後持続(個人差はあります)しますので睡眠前にコーヒーを飲んでしまうとなかなか眠れなかったり、睡眠の質の低下につながってしまうのです。

カフェイン中毒で命を落とす危険性

ArtsyBee / Pixabay
2015年には20代の男性がカフェイン中毒で亡くなるという事故がありました。この男性は日常的にカフェインの錠剤を服用しており、カフェイン中毒だったとニュースで報道され、かなり話題になりましたよね。
では、どれくらいのカフェインを摂ると中毒になる可能性があるのかというと、
- 眠気防止剤(錠剤)10錠
- 清涼飲料水(缶入りエナジードリンク)10本
- コーヒー10杯
2~3時間でこれらの量を摂るとカフェインを1g摂取したことになり、超高確率で急性カフェイン中毒を引き起こすと言われています。カフェイン中毒の症状は
- イライラする
- 急にテンションがハイになる
- 動悸や不整脈
- めまい
- 胃痛・吐き気・頭痛
- 運動をしていないのに筋肉痛や肩こり
- 不眠
- 倦怠感
このような症状が現れます。
眠気防止剤を一度に10錠飲んだり、エナジードリンクを10本飲んだりすることはまずないとは思いますが、3時間以内にコーヒー10杯はコーヒー好きのボクなら有り得る量なので本当に気を付けなければ。。。と思いました。
慢性カフェイン中毒になる可能性
カフェイン中毒には短時間で大量に摂取して発症するカフェイン中毒と、長期間摂り続けて症状が現れる慢性カフェイン中毒もあります。
コーヒーやエナジードリンクを飲んでいないと落ち着かなかったり、イライラしたり、体調が良くないと感じる場合は慢性カフェイン中毒の可能性が考えられます。
カフェインには依存性があり、カフェインを摂らないと不安感や焦燥感を感じて、最悪、パニックを起こしてしまう事も報告されています。

カフェイン中毒の可能性がある場合・・・
急性・慢性ともに中毒の可能性がある場合には、カフェインの摂取を控えましょう。但し依存性があるので一週間ほどは辛いことが多いようです。

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普段飲むコーヒーを変えるだけだから続けられると評判で注目されているカフェインレスコーヒーです。

胎児の発育障害・流産や突然死症候群(SIDS)のリスク

TawnyNina / Pixabay
妊娠中のママはカフェインは100~150mg以上は摂取すべきではないと言われています。カフェインを摂取すると胎児の発育に影響が出たり、流産のリスクが高まるという報告があるからです。また妊娠中に毎日コーヒーを4杯以上飲んでいた場合、出産後に突然死症候群(SIDS)になるリスクも高くなるとの事ですので注意が必要です。
でもコーヒーが大好きなのに全く飲めなくてストレスがたまるとそれもまた赤ちゃんには悪影響。一日に1~2杯なら問題ありません。
カフェインはカルシウムを尿に排出してしまうため、妊婦さんの場合はカルシウム不足や鉄欠乏性貧血になりやすくなります。胎児にも直接カフェインが送られ、胎児は肝機能が発達していないために、体内に蓄積されてしまいます。カフェインを多くとった母親から生まれた赤ちゃんは、落ち着きがなかったり、興奮しやすいとも言われています。また、胎盤の血流が悪くなり、胎児の発育不全や、流産、死産に至るケースもあります。(産科・婦人科看護師)
出典:http://ixil.info/archives/5245
また、授乳期のママがカフェインを摂取すると母乳にもカフェインが含まれてしまいます。ごく少量のカフェインでも敏感な赤ちゃんには大敵。コーヒーだけでなく紅茶や緑茶にもカフェインは含まれていますから気をつけなければいけませんね。
急増中のカフェイン太り

jarmoluk / Pixabay
コーヒーの飲み過ぎで太るのは砂糖をたくさん入れて飲んでるからでしょ?と思ったら大間違い!(勿論砂糖もダメなのですが。。。)カフェインにはストレスホルモンの「コルチゾール」を増加させる作用があります。
コルチゾールが体内に増えると、心拍数、血圧の上昇だけでなく、体内にエネルギーを蓄えようとします。そうすると、余計に甘い物が欲しくなったり、筋肉を分解し内臓脂肪に変換させてしまったりするのです。
また、カフェインの利尿作用が過剰に働くとカリウムを消耗し、ナトリウムだけが体に残ってしまいます。ナトリウムはむくみの原因になるので、見た目的にも太ってみえるようになるそうです!
膀胱がんになるリスク

PDPics / Pixabay
国立研究開発法人国立がん研究センターの調べによると、喫煙で膀胱がんのリスクが高くなると同時に、非喫煙者のコーヒー、カフェイン摂取量が多い人もリスクが高くなると発表されています。
喫煙者は非喫煙者に比べてカフェインの消失が早く、非喫煙者の方がコーヒー、カフェインの影響がハッキリと出たのが原因と考えられているからです。その報告によると非喫煙者でコーヒーを飲まない人の2.2倍もリスクが高くなっているそうです。出典:http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/339.html
吐き気や頭痛になったときの対処法は?
コーヒーの飲み過ぎで吐き気がする場合、胃が荒れているので何も食べない、飲まないのが最善の方法です。。。何かを食べると更に胃酸が出てきますからね。
「なんじゃそりゃ!?」って言われそうですが、何もしないのが経験上一番なんです。それでも気持ち悪いので何かを口にしたいと思う時は水をちょこっと飲む程度にしています。本当は水よりも白湯の方が胃には優しいんだけど、気持ち悪いときにそんな余裕なんてなかったですし。

コーヒーの適量は何杯?

0102oxy / Pixabay
では、一日に飲むコーヒーの適量とは何杯なの?と思いますよね。ということで目安をまとめました。
安全なカフェイン摂取量 | コーヒー何杯? | |
大人 | 400mg/日 | 4~5杯 |
子供 | 90mg/日 | 1杯 |
妊婦・授乳婦 | 150mg/日 | 2杯 |
これは大人であれば一日4~5杯(コーヒー1杯150mgでカフェイン80mg)という一応の目安はあるのですが、アルコールと同じようにカフェインにも強い人と弱い人がいるのです。
カフェインもアルコールと同じく肝臓で分解されるのですが、分解する能力が低い人はそのままカフェインが全身にまわります。そして長時間体内に残ってしまうのです。夜にコーヒー1杯飲むと眠れなくなる人はカフェインを分解する能力が低い人と言えますね。
あとがき
今回はコーヒーの飲み過ぎが体にどんな影響を及ぼすのかを紹介しましたがいかがだったでしょうか?なんとなくカフェインの摂り過ぎは体に良くないとは思っていたけどまさか太る原因にもなるとは目から鱗ですよね。何でも摂り過ぎは良くないと言いますが、カフェインの摂り過ぎには注意しましょう。カフェインレスコーヒーという手もありますしね♪
といったところで今回はこの辺で。あでゅー♪
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